学習Week!~ドレスコードⅡ~

フォーマルアドバイザーとして大切な知識。
売場の商品とともに整理してみましょう。

今回は夜の装い。
ヨーロッパなどでは、時間による着分けが明確に存在します。
日本では、結婚式などでも着分けをしない現状がありますので、「ねばならない」ではない「常識」として理解して下さい。

大切なのは男性と女性のバランスです。
お客さまから、相談されたら
①ドレスコードの有無を確認する。
②ドレスコードが指定されていなければ、参加される男性の装いを確認する。
③式の規模、場所を確認する。
④それでも不安な場合は、主催者に確認する。

以上を参考にして下さい。
このポイントは、昼の装いでも同様です。

1.  フォーマル着こなしルール (慶事・夜)
正礼装・準礼装・略礼装 着こなしの格式をこの3段階で分けています。

【正礼装】
皇室・皇室行事 大規模な式典の主催者
男性…燕尾服・タキシード  女性…イブニングドレス

【準礼装】
一般的なパーティ・結婚式
男性…ファンシータキシード・ブラックスーツなど  女性…ディナードレス・カクテルドレス

【略礼装】
準礼装をドレスダウンした装い カジュアルをドレスアップした装い
男性…ダークスーツなど  女性…インフォーマルウェア

2.フォーマルドレスの名前と売場の商品
【正礼装】
イブニングドレスとは、男性が燕尾服・タキシードのときの装い。
ローブデコルテをベースとした、背・肩・胸の上部が開けたドレスのこと。
スカート丈はロング・トレーンを引いたもの。
ラメや金糸銀糸など華やかなフォーマルの素材・フォーマルのお仕立てで作られていること。
売場の商品では、百貨店の商材でイブニングドレスとして作られているもの。
演奏会用ドレスなど。
他ではミセスであればフォーマルのジャケットとロングスカートの組み合わせなど。

【準礼装】
ディナードレスとは、男性がファンシータキシード・ブラックスーツのときの装い。
イブニングドレスに対して、袖がついたドレスのことを言いますが、最近では、イブニングドレスでも袖付きのものもお見かけする様になり、この境目が明確でなくなっています。
袖があるか無いかではなくて、素材や創りのゴージャス感の違いで表現することが求められます。
売場にある商品では、百貨店の商材でディナードレスとして作られているもの。
他ではミセスであればフォーマルのジャケットとロングスカートの組み合わせなど。

カクテルドレスとは、丈がロングではないドレス。
肌の露出については、特に規定はありません。
売場にあるものでは、ワンピーススタイルのドレスのことを言います。

【略礼装】
インフォーマルウェアとは、フォーマルではない商材をアクセサリーでドレスアップすること。
またはフォーマルなワンピースに、大き目のバックを持つ、ニットカーデを羽織るなどでカジュアルダウンすることです。
最近は、「普段にも着ることができる」ことを求めるお客さまも多くいらっしゃいます。
売場のカクテルドレスタイプのドレスをコーディネートにより「着まわし」できるような提案も大切ですね。

次回は、新しいドレスコードについて。

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