フォーマル・カーネーション「母に着てほしいブラックフォーマル」vol.10

フォーマル・カーネーション


【東京ソワール×文化服装学院】

フォーマル・カーネーション「母に着てほしいブラックフォーマル」
デザインコンテストの道のりを不定期連載中。

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<その10>

トワルチェック


入賞作品の制作が始まりました。

実は「洋服を作る」ということは、とてもとても手間のかかる作業なのです。
中でも「ブラックフォーマル」は、生地が高価でデリケート。
生地も縫製も黒一色で仕上げるため
洋服の中でも極めて難しいアイテムだと言われています…

洋服ができるまでの一般的な流れです。

 ↓ ↓ ↓

デザイン → パターン制作 → トワル組 → 修正 → 裁断 → 縫製 → プレス

大雑把にざっと並べただけでも7工程。
1工程ずつ、チェックしたり修正したりするのでそう簡単にはいきません。


さてさて、迎えた3月12日。
入賞作品のトワルチェックが始まります。


30分ずつの予約制で、できた段階までの作品を持参してもらいます。
これをボディに着せて、デザイナー&パタンナーによるチームで
作品の仕上がり具合をチェックします。


1番にやってきたのは田代さん。


シーチング(白地の平織り生地)を使用して仮縫いがしてあります。
これをボディに着せてトワルチェック。
かなり完成度が高いです。
異素材を使う予定のプリーツ部分が今後の課題。


2番目は松本さん。
ヘアスタイルが変わり、別人のような雰囲気!!


シーチングでの仮縫いです。
こちらも完成度の高さをうかがわせます。
お花のモチーフをどのように組み込んでいくか
まだ試行錯誤中。


3番目、スモックを取り入れた安立さん。
既に本番用の生地で仮縫いがしてあります。


イメージ通りの仕上がりですが、
襟元と裾部分をまだ検討中とか。
「フォーマルらしさ」にもこだわっているようです。


4番目は、サンドラさん。
入賞作品の中で、唯一のアンサンブル。


異素材の組み合わせによるドレープにお悩み中。
共布でベルトも制作予定。
ジャケットにワンピースと
制作パーツがとっても多い作品です。


最後は、神尾さん。
アシンメトリーなデザインがエレガントなスーツ。


切り替えのバランスとスカートのシルエットについては
まだ検討中。
マーメイドのラインとフロントのドレープを
どう形にしていくのか楽しみです。


実際に布を使って、デザイン画を形にしていくのは、
思うようにいかないこともあり、本当に難しそう。
さらに、皆さんが口を揃えてコメントしたのが
「生地の難しさ」

学校で様々な課題を制作している皆さんにとっても
ブラックフォーマルの生地は難しいそうです。


チェックに立ち会ったデザイナーやパタンナーからは
「イセの入れ方」
「ダーツの取り方」
「生地の分量」
「芯地の選び方」など
洋服を作るプロならではの目線で、
ちょっとした、でも目から鱗のアドバイス。

さらに、その他のアドバイスにも共通していたのが「バランス」と「着用感」。
出来上がったときに、全体のバランスが良いかどうか?
着用して心地よく動けるかどうか?
このあたりが商品を作るときに、とても重要なのですね。



次回は縫製チェック、4月16日(水)です。
実際の生地で仕立てることになります。
春休み中に仕上げなくては…..(..、)ヾ(^^ )


★続いて完成間近です → 縫製チェック

★前回の様子はこちら → デザイン内容検討会








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