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株主の皆様には、平素より格別のご支援とlご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は、これまでの環境変化に加え、新型コロナ禍による市場変化に対応するために、2022年~2024年における中期経営計画を策定し、効率的な財務体質への見直しと新たな事業モデルの構築に向けて様々な課題に取り組んでおります。中期経営計画の中間年である、2023年においては、原材料および縫製工賃の高騰に対応しつつ、需要予測に連動した計画的な生産・仕入を実施しました。また、継続して、商品効率の改善に取り組むとともに、不採算店舗からの撤退による経費効率の改善を進めてまいりました。

コア事業であるレディースフォーマルにつきましては、お客様のニーズに合わせた商品のタイムリーな展開、大切なシーンに合わせたスタイルの提案の実現に向け、売場のモノポリー化(当社1社化)や「tokyo soir shop」への切り替えを進めております。さらに、オンライン販売と連携したシームレスな購買体験の実現により、お客様の利便性向上を図っております。直営ショップ「フォルムフォルマ」では、ドミナントを意識した出店を加速し、既存店も含め売上が順調に伸びております。あらたな事業である、レンタルドレスに関しましては、来店するお客様の増加に応え接客フロアを拡大することで、収益も堅調に推移しております。また、ライフスタイルブランド「kuros’」では、リアル店舗とECサイトの両軸で、各種プロモーションによる認知度向上を図り、事業拡大に向けて取り組んでおります。こうした取り組みにより、2022年に引き続き、2023年12月期におきましては、売上高150億26百万円、営業利益5億20百万円となり、計画通り進捗しています。

また、常に変化する現代において、今後も持続的に成長していくために経営理念の再定義を行い、ミッション「大切な想いの、すぐそばに。」を掲げました。人生の節目と、日々の暮らしにおいて、自分らしさを大切にしながらも相手の気持ちに寄り添い、一人ひとりの想いが調和した社会を実現していくことを使命として全社員で取り組んでいます。そして、地球温暖化による気候変動、廃棄や環境汚染問題、貧困や人権侵害など、多くの社会課題を有する環境の中、企業としての社会的責任を自覚し、持続可能な社会に貢献することで企業価値を高めてまいります。

当社ウェブサイトをご覧いただき、事業計画や戦略についてご理解を賜りますとともに、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社東京ソワール
代表取締役社長 小泉 純一