INTERVIEW #3
他社を経験したからこそわかる東京ソワールの強み、直営店の醍醐味
アパレル業界での販売職や雑貨の卸売などを経て、2022年5月に東京ソワールに中途入社した小林 彩喜さん。前職の経験を活かしつつ、良いお店づくりを目指して営業活動に取り組んでいます。
今回は、小林さんに直営店運営担当の仕事内容や醍醐味、東京ソワールの魅力などを語っていただきました。

直営店運営担当の仕事の魅力
直営店運営担当の仕事には、どのような魅力があるのでしょうか。やりがいや適性、意識していることなどについて、小林さんにお伺いしました。

直営店運営担当の仕事とは
- 直営店運営担当とはどのようなお仕事でしょうか。
小林:
直営店運営担当というのは、直営店の運営を通して、自社ブランドの商品をお客様にお届けする仕事です。
営業というと、売上や利益などの数字に追われるイメージがあるかもしれませんが、東京ソワールの直営店運営担当では、店舗スタッフと協力して、より良い店づくりを考えていきます。シーズンに合わせた店づくりや新作商品のレイアウトなど、販売スタッフと密にコミュニケーションを取りながら考えていく感じですね。
スタッフの採用や管理も担当しますので、店舗全体をマネジメントするイメージが近いかもしれません。
- 直営店運営担当の醍醐味や面白さについて教えてください。
小林:
直営店運営担当では、お客様の声や現場の意見をダイレクトに受け取れるので、それらをスピーディーに商品開発や改良に活かせるのは面白いと思います。前職ではあまり現場に出向く機会がなかったのですが、今は積極的に現場に関われることにすごく魅力を感じています。
また、東京ソワールは、「現場で働く販売スタッフが売上を支えている」という意識をすごく大事にしているので、販売スタッフからの感謝の言葉や「あなたが担当で良かった」という言葉は私の心の糧になっています。
- 東京ソワールの直営店「form forma(フォルムフォルマ)」の魅力を教えてください。
小林:
「form forma」は「もっと気軽に楽しめるフォーマルを」を、コンセプトに掲げているブランドです。「フォーマルを気軽に」というコンセプトは他店にはない提案ですし、お客様の声を商品に活かし、人生に寄り添いながら一緒に成長していけるブランドだと感じています。結婚式から各種セレモニー、お受験まで、人生の大事な場面にふさわしい装いを全て揃えられるのも、他社にはない強みではないでしょうか。
また、品揃えの多さや品質の高さ、丁寧な接客にも自信があります。フォーマルスペシャリストの資格を持つスタッフが多く在籍してますので、フォーマルウェアの選び方や着こなし、冠婚葬祭のマナーなどについて親身にアドバイスしています。
直営店運営担当として活躍するために必要なスキルや適性
- 直営店運営担当で必要なスキルや適性はありますか。
小林:
人とのコミュニケーションが好き、得意という方は活躍できると思います。とくに、相手の気持ちを汲み取れる方は向いていますね。
また、洋服やおしゃれが好きな方だとさらに良いですね。好きなことや興味があることなら、知識は後から身につけられますから、フォーマルや洋服に詳しくなくても大丈夫です。「洋服やおしゃれが好き」という気持ちを活かせる職場だと思います。
- 仕事をする上で意識していることや努力していることはありますか。
小林:
私は、協調性と行動力を意識して仕事に取り組んでいます。チームで動くことが多いので、自分の担当店舗で良かった事例は積極的に他のメンバーにも共有して、逆に他のメンバーから良い情報をもらえたら、すぐに取り入れるよう心がけています。
あとは、トレンドに対するアンテナを張ることも、常に意識していますね。もともと洋服は好きでしたが、最新の流行や人気のアイテムを日々チェックしています。

他社を経験したからわかる 自分の成長と東京ソワールの魅力
アパレル業界での勤務経験があるからこそ発見できる、東京ソワールならではの魅力はあるのでしょうか。東京ソワールならではの魅力と、前職での経験を活かせた部分、入社してからの成長についてお伺いしました。
他社を経験したからわかる東京ソワールの魅力
- セレクトショップ、雑貨卸を経て、東京ソワールを選んだ理由
小林:
アパレル業界での勤務経験があるといっても、担当していたのはカジュアルブランドでしたので、前職と比べるとフォーマルはコアな領域だと思います。東京ソワールは歴史ある企業であることやお客様の大切な日に着られる1着を提案している点に、カジュアルブランドとは違う奥深さを感じました。
フォーマルウェアはめったに買い替えないと思うので、お客様にとって重要なお買い物になるのではないか、接客はどのようにするのか、といったところから興味を持ちました。他にも、目先の数字ばかり追い求める営業方針ではなかったことや、現場との距離が近く、現場とともにより良い方向を目指せる提案ができそうだと感じた点も魅力でしたね。
フォーマルウェアの魅力を知りたいという想いと、販売と一体になって進める営業をやってみたいと考えたのが、志望の決め手でした。
- 入社前に抱いていた東京ソワールの印象や魅力を教えてください。
小林:
東京ソワールに対しては、歴史ある企業でありながら若手の方もしっかり活躍している環境だと感じていました。そして、子育てしながら現場で活躍されている女性が多いと感じていて、長く働きやすい会社という印象でしたね。実際、入社してからもその印象は変わりませんでした。
東京ソワールの魅力としては、オンオフのメリハリがあるところだと感じています。ランチタイムや休憩時間はアットホームな雰囲気で和気あいあいとしながらも、仕事では自分の意見をしっかりと言い合えるような風通しの良さがありますね。
また、産休や育休制度が整っていて、きちんと活用できる体制や文化があり、ワークライフバランスを取りやすい点も魅力だと思っています。実は私も最近結婚したので、これから産休・育休を利用する機会があると思いますが、すぐに現場に戻りたいと思えるぐらい、今の仕事にやりがいを感じています。
東京ソワールでは、キャリアを全うして定年退職する方が多くいます。日々働くなかで、私も身に染みて感じますが、居心地の良い職場なんだと思います。
- 社員の個性、社風や文化などで、前職との違いはありますか。
小林:
大きく違うのは営業方針ですかね。前職では数字ばかりを考えて営業していましたが、お客様の気持ちを大切にする東京ソワールの文化の中で、忘れかけていた気持ちを思い出しました。お客様がいるからこそ会社が存在し、販売スタッフがいるからこそ私たち営業の仕事が成り立つことを再認識しました。
そして、同じフロアに服をつくる部署があり、モノづくりの過程がすぐ見える環境にあるのが新鮮でしたね。その仕事ぶりから、我が子のような愛情をもって丁寧につくられていることを実感できます。
前職の経験を活かして活躍できた!東京ソワールでの成長
- 前職の経験を活かせたこと、そのために気をつけたことはありますか。
小林:
前職での販売スタッフとしての経験は、営業の仕事でとても役立っています。店舗スタッフの要望や困りごとに共感できるので、少しでも早く対応して現場の課題を解決できるよう努めています。
また、前職の常識や固定観念にとらわれず、フォーマルウェアの特性を受け入れるように気を付けています。例えば、フォーマルでは冬でも半袖のドレスが売れますし、店頭での見せ方も含めて、カジュアルとは動きがまったく異なります。このような違いを素直に受け止めないと自分もやりにくいですし、周囲にも迷惑をかけてしまうので、前職で培った知識を一旦脇に置いて素直に学ぶことを心がけていました。
- 東京ソワール入社後に身につけたスキルや能力はありますか。
小林:
フォーマルウェア特有の知識や、直営店運営のノウハウが身につきました。ただ、最初はフォーマルとカジュアルの製作サイクルの違いに慣れず、すぐには対応できませんでした。そのような状況から、今は徐々に先回りして施策に落とし込めるようになっているので、自分でも成長は感じていますね。
また、スケジュール管理のスキルも向上したと思います。最初は仕事の見通しを立てられず、スケジュールに追われて現場への提案がギリギリになることも多かったのですが、最近は余裕をもって提案することができ、現場との連携もスムーズになっていると感じます。
そして、仕事の幅も広がり、営業のほかにアクセサリーのバイイングも担当するようになりました。まだ勉強中ですが、価格交渉などを通して得た交渉術も、身につけたスキルの一つかなと思います。
東京ソワールでは、挑戦したいことを上司に伝えておくと機会があれば声をかけてもらえるので、チャレンジの幅は格段に広がったと思います。この先、仕事の幅や可能性が広がっていくのが、すごくイメージできますね。
ですので、今後もチャンスをもらえるよう、現場とのコミュニケーションや行動力を大切にしながら頑張っていきたいです。

中途採用ならではの強みを成長の原動力に
- 就職活動中の学生さんや転職活動中の方へのメッセージをお願いします。
小林:
私は、就職先の会社で自分の将来像を思い描けるかどうかを、会社選びの基準にしました。東京ソワールは、人と話すのが好きだったり、お洋服が好きという気持ちを活かせる職場ですので、皆さんの「好き」も活かせると思います。
新卒の就職活動のときに、東京ソワールと出会いたかったと感じますし、ずっとこの会社で働きたいと思えるほど環境の良い職場です。皆さんも、そう思えるような会社に出会えることを祈っています。