江戸しぐさ~自堕落しぐさ

自堕落とは、作法をわきまえず、生き方がだらしない事を言います。江戸時代、袴を直すときは屏風の陰で人目に触れないようにしました。身なりを整えるには、場所や時間をわきまえることが重要であるとされました。現代で言えば、電車の中で化粧をしたり、つけまつ毛をしたり、コンビニのおにぎりをホームや電車の中で食べていたり、人前でベルトやズボンを直したりするのも自堕落しぐさと言えますね。

江戸時代以前から長い年月のうちに作法ができ、(特に茶道の影響が大きい)、そのようにすると双方がすがすがしく、気持ちよく接することが出来るようになりました。それを見ている他人さえもが「気持ちよく感じる」ものでした。会釈や明るいあいさつなど、そのようなDNAはどなたも持ち続けているのです。

反面、現代では他人には迷惑をかけていないからいいじゃないか?とする行為の中には、前述のように、眉をひそめるような場面が目につきますね。その方の品格・・親の顔が見たい!と言うような場面もあり、その人の評価までされることになりますね。・・・(影の声・・どこかであなたを見ている人がいます。お気を付け遊ばせ!?)

作法を意識するまでもありませんが、ある程度のところまでという「常識」を持ちたいものです。スマートなしぐさ、思いやりあるしぐさを考えてみませんか?

岸 正則

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