神社やお寺にお参りする時、「道の真ん中は神様や仏様が歩くから、人間は端を歩くように」とお年寄りから言われた経験はありませんか?
江戸時代は普通の通りでも、自分が控えめに歩くという考え方がありました。
先を急ぐ人や荷車を引いている人などに気を使わせず通って貰おうという考え方です。
自分の通るスペースを3分、けが人を戸板に乗せて運ぶ人(当時の救急車?)、 お産婆さんのように急ぎ足の人や向かい側からくる人たちのために、スぺースを開けておきました。そのスペースを七分と捉えて「七三歩き」と言いました。
自分勝手に真ん中を歩いたり、数人で談笑しながら横に並んで人の流れを無視して歩いたりしていると、道路をふさいでしまうことになりますね。(通せんぼしぐさと言います)
現代では、スマホを見ながらおぼつかない歩き方も迷惑ですが、他人に対する思いやりの心を大切にしていた江戸しぐさでは、「七三歩き」が当たり前だったようです。道を歩くにも他人を気づかう思いやり・・・ちょっと見習いたいですね。
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